海馬島(とどじま)は、猿払村の浜鬼志別の北の沖にある、2つの低い岩からなる島である。1936年の水路誌に「海馬島(トド)」として記され、南の岩が大きく高さ2.7 mで、周りに浅礁が多く、潮流が急で激しい波立ちが起こるとされている。12016年度には、所有者のいない無主の離島として国有財産台帳に登載された。2,3同じ浜鬼志別の沖にあるエサンベ鼻北小島は、海上保安庁の調査で「島は存在せず」とされたが、海馬島は2024年の国境離島の一覧にも載り続けている。4,5
海馬島(トドジマ)

基本情報
| 名称 |
|
|---|---|
| 場所 | 北海道 猿払村 |
| 人口 | 0人 |
| 最高標高 | 2.7 m(南の岩の頂)7 |
| 座標 | 北緯 45.36035、東経 142.16612 |
| アクセス | 不明 |
位置
国土地理院国土地理院 / 海岸線:VMAP0
自然・地理
- 1936年の水路誌は、浜鬼志別村落の北約1.9 kmの沖合に海馬島があり、南北2つの低い岩からなるとする。南の岩は北の岩より大きく、高さは2.7 mである。島の北約1.5 km、東約460 m、南約740 mの範囲には多数の浅礁が散在するので、潮流が急で「激湍」、すなわち激しい波立ちを生じることがある。一方、これら南北に連なる岩礁と陸岸の間は、水深7 m以上で障害がないとする。1
島のいろいろ
- 1936年の水路誌は、「海馬島」に「トド」と振り仮名を付けている。1政府の国境離島の一覧は、読みを「とどじま」とする。5
- 内閣府は、領海または排他的経済水域を根拠付ける離島のうち、無主の離島273島について、安定的な管理のために国有財産としての登録などを行った。32016年度に国有財産台帳への登載を行った離島の一覧では、23番が猿払村、浜鬼志別漁港北方の海馬島である。22017年4月7日の閣議後記者会見で、担当大臣は、273島は無人で所有者がいないことを政府が確認した島のすべてかという記者の確認に、「そのとおりです」と答えた。8
- 2024年8月9日時点の、政府が現に保全・管理を行っている国境離島473島の一覧では、海馬島は36番で、概略位置は「浜鬼志別漁港北方」とされる。5
年表
注
- 1 水路部『北海道本島沿岸水路誌(書誌第3號A)』、1936年、112頁。
- 2 内閣府 総合海洋政策推進事務局『平成28年度に国有財産台帳への登載を行った離島(273島)一覧』、2017年。
- 3 内閣府 総合海洋政策推進事務局『我が国の領海及び排他的経済水域等の保全』。
- 4 海上保安庁『エサンベ鼻北小島の調査結果等について』、2019年。
- 5 内閣府 総合海洋政策推進事務局『我が国が現に保全・管理を行っている国境離島473島の一覧(令和6年8月9日時点)』、2024年。
- 6 国土地理院『電子国土基本図(地名情報)自然地名(国土地理院ベクトルタイル提供実験 experimental_nnfpt)』、2017年。
- 7 水路部『北海道本島沿岸水路誌(書誌第3號A)』、1936年(1936年の値)。
- 8 内閣府『松本内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 平成29年4月7日』、2017年。
参考文献
- 水路部『北海道本島沿岸水路誌(書誌第3號A)』、1936年。
- 内閣府 総合海洋政策推進事務局『平成28年度に国有財産台帳への登載を行った離島(273島)一覧』内閣府、2017年。
- 内閣府 総合海洋政策推進事務局『我が国の領海及び排他的経済水域等の保全』内閣府。
- 海上保安庁『エサンベ鼻北小島の調査結果等について』、2019年。
- 内閣府 総合海洋政策推進事務局『我が国が現に保全・管理を行っている国境離島473島の一覧(令和6年8月9日時点)』内閣府、2024年。
- 国土地理院『電子国土基本図(地名情報)自然地名(国土地理院ベクトルタイル提供実験 experimental_nnfpt)』、2017年。
- 内閣府『松本内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 平成29年4月7日』、2017年。
- 国土地理院『地理院タイル「全国最新写真(シームレス)」(seamlessphoto)』。