高島おばけ(タカシマオバケ)

高島おばけは、小樽の沖、石狩湾に現れる上位蜃気楼の呼び名で、島ではなく現象の名前である。1,2この蜃気楼は「小樽地方では古くから『高島おばけ』として知られて」いた。2最初の記録は松浦武四郎の日誌とされるが、書名と年は資料によって異なる。3,2石狩湾の蜃気楼の最初の記録写真は、1998年に撮影された。4

基本情報

名称
  • 高島おばけ(タカシマオバケ)1
場所北海道 小樽市
位置小樽市・高島岬沖の石狩湾上に、春〜初夏の上位蜃気楼として現れる虚像。固有の島ではない
アクセス不明

自然・地理

島のいろいろ

アクセス

年表

年 出来事
1846(弘化3) 松浦武四郎『蝦夷日誌』に記録されたとされる(別の資料は1864年の『西蝦夷日誌』とする)3,2
1997(平成9) 大鐘卓哉が研究を始める4
1998(平成10) 写真観測に成功。石狩湾の蜃気楼の最初の記録写真とされる4
2008(平成20)-06 観測史上最大規模の蜃気楼3
2010(平成22)-06-25 石狩浜から、トド岩が蜃気楼で見える2

注

  1. 1 志賀健司「2011年に石狩浜から観測された石狩湾の上位蜃気楼(いしかり砂丘の風資料館紀要 第2巻 口絵1)」、2012年。
  2. 2 志賀健司・大鐘卓哉「石狩湾に発生した上位蜃気楼の石狩浜からの観測記録(いしかり砂丘の風資料館紀要 第2巻 pp.41-44)」、2012年。
  3. 3 大鐘卓哉(小樽市総合博物館学芸員)『石狩湾の神秘的な現象―蜃気楼「高島おばけ」(Ocean Newsletter 第286号)』、2012年。
  4. 4 日本気象学会「2011年度日本気象学会奨励賞の受賞者決まる(天気 58巻8号)」、2011年。
  5. 5 小樽市歴史文化基本構想策定委員会調査部会『小樽文化遺産一覧(6)身近な自然と文化遺産』、2017年。
  6. 6 小樽市 産業港湾部 観光振興室『ぐるっと祝津・ニシンと絶景コース』、2026年。

参考文献