七ツ岩は、古武井の東、根田内の西にある岬の先に並ぶ岩である。11936年の水路誌はこの岬を「七ツ岩鼻」と呼び、鼻の端の7つの巨岩を記して、最も南の岩は岸から約200 m、高さ6 mとしている。11909年の地名辞書は、恵山の南の岬角を「七ッ岩岬」と呼ぶとする。2ここは岩の名が岬の名になった場所である。「七ツ岩」は無主の離島として2016年度に国有財産台帳に登載され、現在も政府が保全・管理する国境離島の一覧に載る。3,4
七ッ岩(ナナツイワ)

基本情報
| 名称 |
|
|---|---|
| 場所 | 北海道 函館市 |
| 人口 | 0人 |
| 最高標高 | 6 m(最も南の岩)6 |
| 座標 | 北緯 41.78364、東経 141.15707 |
| アクセス | 不明 |
位置
国土地理院国土地理院 / 海岸線:VMAP0
自然・地理
- 1936年の水路誌によれば、七ツ岩鼻は古武井村落の東方約3.7 kmにある岬角で、鼻の端に巨岩が7つあり、最も南の岩は岸から約200 mに位置して高さ6 mである。鼻の西側の村落を根田内といい、その海岸は礫浜で、「台形地」をなして高さ28 mである。1国土地理院の「七ッ岩」と水路誌の七ツ岩鼻の岩が同じものかは、名前と位置からそう考えられるが、要確認である。
島のいろいろ
- 内閣府は、領海または排他的経済水域を根拠付ける離島のうち無主の離島273島について、安定的な管理のために国有財産としての登録などを行った。72016年度に国有財産台帳への登載を行った離島の一覧では、七ツ岩は16番に、函館市・恵山岬南岸の岩として載る。32017年4月7日の閣議後記者会見で、担当大臣は、273島は無人で所有者がいないことを政府が確認した島のすべてかという記者の確認に「そのとおりです」と答えた。8
- 政府が現に保全・管理を行っている国境離島473島の一覧では、2024年8月9日時点で七ツ岩は17番に挙げられ、概略位置は「恵山岬南岸」とされる。4国土地理院の表記は「七ッ岩」、政府の一覧の表記は「七ツ岩」である。5,3
年表
注
- 1 水路部『北海道本島沿岸水路誌(書誌第3號A)』、1936年、39頁。
- 2 吉田東伍『大日本地名辞書 続編』、1909年、デジタル版49コマ。
- 3 内閣府 総合海洋政策推進事務局『平成28年度に国有財産台帳への登載を行った離島(273島)一覧』、2017年。
- 4 内閣府 総合海洋政策推進事務局『我が国が現に保全・管理を行っている国境離島473島の一覧(令和6年8月9日時点)』、2024年。
- 5 国土地理院『電子国土基本図(地名情報)自然地名(国土地理院ベクトルタイル提供実験 experimental_nnfpt)』、2017年。
- 6 水路部『北海道本島沿岸水路誌(書誌第3號A)』、1936年(1936年の値)。
- 7 内閣府 総合海洋政策推進事務局『我が国の領海及び排他的経済水域等の保全』。
- 8 内閣府『松本内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 平成29年4月7日』、2017年。
参考文献
- 水路部『北海道本島沿岸水路誌(書誌第3號A)』、1936年。
- 吉田東伍『大日本地名辞書 続編』冨山房、1909年。
- 内閣府 総合海洋政策推進事務局『平成28年度に国有財産台帳への登載を行った離島(273島)一覧』内閣府、2017年。
- 内閣府 総合海洋政策推進事務局『我が国が現に保全・管理を行っている国境離島473島の一覧(令和6年8月9日時点)』内閣府、2024年。
- 国土地理院『電子国土基本図(地名情報)自然地名(国土地理院ベクトルタイル提供実験 experimental_nnfpt)』、2017年。
- 内閣府 総合海洋政策推進事務局『我が国の領海及び排他的経済水域等の保全』内閣府。
- 内閣府『松本内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 平成29年4月7日』、2017年。
- 国土地理院『地理院タイル「全国最新写真(シームレス)」(seamlessphoto)』。