嶮暮帰島は、霧多布湿原の南東の太平洋上にある島である。1嶮暮帰島は対岸の琵琶瀬と砂嘴でつながり、干潮時には歩いて渡れるとされる。21999年の調査では、コシジロウミツバメが約2万つがい繁殖していると推定された。3
嶮暮帰島(ケンボッケトウ)

基本情報
| 名称 |
|
|---|---|
| 場所 | 北海道 浜中町 |
| 人口 | 不明 |
| 座標 | 北緯 43.05033、東経 145.10525 |
| アクセス | 不明 |
位置
国土地理院国土地理院 / 海岸線:VMAP0
自然・地理
- 嶮暮帰島は、霧多布湿原の南東の太平洋上にある周囲約5.5 kmの島である。1島の主部は霧多布層の礫岩で、霧多布島の南東部と同じ層準、つまり地層の重なりの中で同じ位置にあたるとされる。5琵琶瀬と嶮暮帰島は砂嘴で連結し、干潮時には徒歩で通行できると記されている。2嶮暮帰島は、根室層群などがつくる断崖海岸として、大黒島とともに残っているとされる。6
- 河原・中島(2002)による1999年の調査では、哺乳類4種と鳥類42種が記録され、コシジロウミツバメ・ウミウ・オオセグロカモメなど5種の鳥の繁殖が確認された。コシジロウミツバメは約2万つがいと推定されている。3
- 嶮暮帰島は、2021年3月30日に指定された厚岸霧多布昆布森国定公園に含まれ、島は開発が規制される第2種特別地域とされており、その面積は79 haである。7,8北海道庁は、大黒島や嶮暮帰島をはじめとする島々を海鳥の貴重な繁殖地として紹介している。7
島のいろいろ
年表
注
- 1 環境省『厚岸霧多布昆布森国定公園(仮称)公園計画書(環境省案)』、14頁。
- 2 長尾捨一・石山昭二・吉田三郎(北海道立地下資源調査所)『5万分の1地質図幅説明書「霧多布」(釧路-第38号)』、1966年、22頁。
- 3 河原淳・中島宏章「嶮暮帰島の動物相(I)(森林野生動物研究会誌 28)」、2002年。
- 4 国土地理院『電子国土基本図(地名情報)自然地名(国土地理院ベクトルタイル提供実験 experimental_nnfpt)』、2017年。
- 5 長尾捨一・石山昭二・吉田三郎(北海道立地下資源調査所)『5万分の1地質図幅説明書「霧多布」(釧路-第38号)』、1966年、15頁。
- 6 環境省『厚岸霧多布昆布森国定公園(仮称)指定書(環境省案)』、4頁。
- 7 北海道 環境生活部『厚岸霧多布昆布森国定公園』。
- 8 環境省『厚岸霧多布昆布森国定公園(仮称)公園計画書(環境省案)』、11頁、14頁。
- 9 環境省『厚岸霧多布昆布森国定公園(仮称)指定書(環境省案)』、7頁。
参考文献
- 環境省『厚岸霧多布昆布森国定公園(仮称)公園計画書(環境省案)』。
- 長尾捨一・石山昭二・吉田三郎(北海道立地下資源調査所)『5万分の1地質図幅説明書「霧多布」(釧路-第38号)』北海道開発庁、1966年。
- 河原淳・中島宏章「嶮暮帰島の動物相(I)(森林野生動物研究会誌 28)」森林野生動物研究会、2002年。
- 国土地理院『電子国土基本図(地名情報)自然地名(国土地理院ベクトルタイル提供実験 experimental_nnfpt)』、2017年。
- 環境省『厚岸霧多布昆布森国定公園(仮称)指定書(環境省案)』。
- 北海道 環境生活部『厚岸霧多布昆布森国定公園』北海道。
- 国土地理院『地理院タイル「全国最新写真(シームレス)」(seamlessphoto)』。